天空の星たちは、私たちに様々なメッセージを送ってきてくれます。満月の夜に蟹やサンゴは産卵します。植物や動物と同様、人間も月の満ち欠けの影響を受けています。地球に近い月の影響だけではなく、太陽、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星の影響も実感しながら、素敵な一週間を過ごしていくためのヒントを探ることにしましょう。
* 一般的に冥王星は小惑星と認識されていますが、占星術の象徴では、冥王星は重要な天体なので、太陽系の惑星として捉えております。
恋のアンテナを張ること。
今週は、そう意識しやすい人たちが蔓延しやすいことがホロスコープから示唆されます。
というのも、5月19日に牡牛座3度で金星と天王星はぴったりとコンジャンクションのアスペクトを形成します。
ちなみに、前回は2018年3月29日牡羊座27度で金星と天王星はぴったりとコンジャンクションのアスペクトを形成しました。
シンプルに申しますと、金星は愛や美、天王星は覚醒や改革の象徴に関連します。
今週は突然恋に落ちる人が増えやすいことがホロスコープに提示されています。
5月19日午前6時12分、蠍座27度39分で満月です。
サビアン度数は、牡牛座28度「成熟した恋愛の対象となる女性」“A woman pursued by mature romance” と蠍座28度「自分の領地に近づく妖精の王」“The king of the fairies approaching his domain”です。
満月時期は、新月時期と違い月がくっきりと見えるので「結果」が見える状態です。どのような「収穫」があったのでしょうか。
今回の満月の場合、太陽と水星は冥王星とトライン、蠍座の月は水星とオポーズしながら冥王星とセクスタイルしています。
今週は大まかに二つのケースが浮かびます。
ひとつに、コミュニケーションスキルや知性を高めたいという意識の人が増えやすいことが示唆されます。
もうひとつのケースでは、美容や肉体改造したいという意識の人が増えやすいことが示唆されます。
今回の蠍座の満月時期は、内なる世界や秘密を守ることの重要性も見いだします。
今週も心の快活さを取り戻し、再び希望を持ち始めましょう。
【占星術メモ】
5/13 (月): 月(獅子座29度~乙女座13度)
5/14(火): 月(乙女座13度~27度)、太陽120冥王星(牡牛座-山羊座 23度03分)
5/15(水): 月(乙女座27度~天秤座11度)、牡牛座の金星へ(~6月9日)
5/16(木): 月(天秤座11度~26度)、水星60海王星(牡牛座-魚座 18度21分)
5/17(金): 月(天秤座26度~蠍座10度)、水星120土星(牡牛座-魚座 18度21分)
5/18(土): 月(蠍座10度~24度)、水星120冥王星(牡牛座-山羊座 23度01分)
5/19(日): 月(蠍座24度~射手座7度)、金星0天王星(牡牛座 3度58分)、 満月(蠍座27度38分)