天空の星たちは、私たちに様々なメッセージを送ってきてくれます。満月の夜に蟹やサンゴは産卵します。植物や動物と同様、人間も月の満ち欠けの影響を受けています。地球に近い月の影響だけではなく、太陽、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星の影響も実感しながら、素敵な一週間を過ごしていくためのヒントを探ることにしましょう。
* 一般的に冥王星は小惑星と認識されていますが、占星術の象徴では、冥王星は重要な天体なので、太陽系の惑星として捉えております。
恐れを乗り越えて見事に変容すること。
今週は、そう意識しやすい人たちが蔓延しやすいことがホロスコープから示唆されます。
というのも、10月23日20時23分(~11月22日)、太陽は天秤座から蠍座へ移行し、喩えると、「手鏡」(天秤座)から「秘密の道具」(蠍座)のエネルギーが充満することが示唆されます。
ちなみに、蠍座が強調された人に探偵や調査員が多いです。
ですので、今週はとくに洞察力を高めていきましょう。
10月25日午前1時45分、牡牛座1度13分で満月です。
サビアン度数は、牡牛座2度“An electrical storm”「雷雨」と蠍座2度“A broken bottle and spilled perfume” 「割れた瓶とこぼれた香水」です。
満月時期は、新月時期と違い、月がくっきりと見えるので「結果」が見える状態です。 どのような「収穫」があったのでしょうか。
この時期、不動宮グランドクロスしている満月はノード軸とスクエアのアスペクトし、太陽は金星とコンジャンクション、月は天王星とコンジャンクション、また土星は満月とソフトアスぺクトを形成します。
今週は大まかに二つのケースが浮かびます。
一つに、嫉妬心を向上心に昇華したいという意識が高まる人が増えやすいことが示唆されます。
もうひとつのケースでは、官能的セクシーなエネルギーを高めたいという意識が高まる人が増えやすいことが示唆されます。
今回の牡牛座の満月時期は、ほっとした気分や快適さをもたらすことの重要性も見いだします。
今週も心の快活さを取り戻し、再び希望を持ち始めましょう。
【占星術メモ】
10/22 (月): 月(魚座21度~牡羊座4度)
10/23(火): 月(牡羊座4度~17度)、水星60冥王星(蠍座-山羊座 18度52分)、蠍座の太陽へ(~11月22日)
10/24(水): 月(牡羊座17度~牡牛座0度)、太陽180天王星(蠍座-牡牛座 0度33分)、金星60土星(蠍座-山羊座 4度21分)
10/25(木): 月(牡牛座0度~13度)、満月(牡牛座 1度13分)
10/26(金): 月(牡牛座13度~27度)、太陽0金星(蠍座 3度06分)
10/27(土): 月(牡牛座27度~双子座11度)
10/28(日): 月(双子座11度~25度)、太陽60土星(蠍座-山羊座 4度37分)