天空の星たちは、私たちに様々なメッセージを送ってきてくれます。満月の夜に蟹やサンゴは産卵します。植物や動物と同様、人間も月の満ち欠けの影響を受けています。地球に近い月の影響だけではなく、太陽、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星の影響も実感しながら、素敵な一週間を過ごしていくためのヒントを探ることにしましょう。
* 一般的に冥王星は小惑星と認識されていますが、占星術の象徴では、冥王星は重要な天体なので、太陽系の惑星として捉えております。
「新しい風」を積極的に取り入れること。
今週は、そう意識しやすい人たちが蔓延しやすいことがホロスコープから示唆されます。
10月23日まで今週も太陽は天秤座の時期ですので、天秤座は風の活動宮であることを念頭に置くと良いでしょう。
ちなみに、風のテーマは「情報、トレンド、出会い」などです。
10月9日午後12時47分、天秤座15度48分で新月です。
今回の新月のサビアンシンボルは天秤座16度で「流された船着場(”A boat landing washed away”)です。
新月は、一般的にものごとの切り替わりやスタート時期です。 どんなことが芽生えたでしょうか。
今回の新月の場合、天秤座でトリプルコンジャンクトした太陽と月と小惑星セレスは山羊座の冥王星とスクエアを形成し、蠍座の逆行金星は水瓶座の火星とスクエアを形成します。
今週は、大まかに二つのケースが浮かびます。
一つ目は、仕事運、金運、もしくは恋愛運に着目した新月の願い事を意識する人が増えます。
二つ目は、嫉妬心を手放して、魅了される人になることに着目した新月の願い事を意識する人が増えます。
今回の金星逆行時期は、洞察を深めることの重要性も見いだします。
今週も心の快活さを取り戻し、再び希望を持ち始めましょう。
【占星術メモ】
10/8 (月): 月(乙女座23度~天秤座8度)
10/9(火): 月(天秤座8度~22度)、新月(天秤座 15度48分)
10/10(水): 月(天秤座22度~蠍座6度)、蠍座の水星へ(~11月1日)
10/11(木): 月(蠍座6度~19度)、水星180天王星(蠍座-牡牛座 1度05分)、金星90火星(蠍座-水瓶座 10度16分)
10/12(金): 月(蠍座19度~射手座2度)、太陽90冥王星(天秤座-山羊座 18度47分)、 水星60土星(蠍座-山羊座 3度34分)
10/13(土): 月(射手座2度~15度)
10/14(日): 月(射手座15度~27度)