天空の星たちは、私たちに様々なメッセージを送ってきてくれます。満月の夜に蟹やサンゴは産卵します。植物や動物と同様、人間も月の満ち欠けの影響を受けています。地球に近い月の影響だけではなく、太陽、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星の影響も実感しながら、素敵な一週間を過ごしていくためのヒントを探ることにしましょう。
* 一般的に冥王星は小惑星と認識されていますが、占星術の象徴では、冥王星は重要な天体なので、太陽系の惑星として捉えております。
自ら率先して行動しながら、積極的に他者と「握手」すること。
今週は、そう意識しやすい人たちが蔓延しやすいことがホロスコープから示唆されます。
というのも、9月23日10時55分（～10月23日）から、太陽は乙女座から天秤座へ移動し、喩えると「軽量カップ」（乙女座）から「手鏡」（天秤座）のエネルギーが充満します。
そうです、星のエネルギーを上手に活用し、上品で愛想がよい側面を引き出すことがキーポイントです。
ちなみに、天秤座が強調された人に外交官や美容師が多いです。
9月25日午前11時52分、牡羊座1度59分で満月です。
サビアン度数は、牡羊座2度”A comedian entertains a group” 「あるグループを楽しませるコメディアン」と天秤座2度”Light of the sixth race transmuted to the seventh”「6番目から7番目に変化した明かり」です。
満月時期は、新月時期と違い、月がくっきりと見えるので「結果」が見える状態です。 どのような「収穫」があったのでしょうか。
今回の満月の場合、活動宮で太陽と水星・土星・月とカイロン（小惑星）がＴスクエアのアスペクトを形成します。
今週は大まかに二つのケースが浮かびます。
一つに、自己治癒力を高めたいという意識が高まる人が増えやすいことが示唆されます。
もう一つのケースでは、劣等感や自己嫌悪を薄めたいという意識が高まる人が増えやすいことが示唆されます。
今回の牡羊座の満月時期は、「中間のギアに切り替えるコツ」を活用することの重要性も見いだします。
今週も心の快活さを取り戻し、再び希望を持ち始めましょう。
【占星術メモ】
9/24 (月): 月（魚座13度～25度）、水星90土星（天秤座-山羊座 2度47分）、 水星120火星（天秤座-水瓶座 3度25分）
9/25（火): 月（魚座25度～牡羊座8度）、満月（牡羊座 1度59分）
9/26（水): 月（牡羊座8度～21度）、太陽90土星（天秤座-山羊座 2度51分）
9/27（木): 月（牡羊座21度～牡牛座4度）
9/28（金): 月（牡牛座4度～17度）、太陽120火星（天秤座-水瓶座 4度48分）
9/29（土): 月（牡牛座17度～双子座0度）
9/30（日): 月（双子座0度～14度）