天空の星たちは、私たちに様々なメッセージを送ってきてくれます。
満月の夜に蟹やサンゴは産卵します。植物や動物と同様、人間も月の満ち欠けの影響を受けています。
地球に近い月の影響だけではなく、太陽、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星の影響も実感しながら、素敵な一週間を過ごしていくためのヒントを探ることにしましょう。
* 一般的に冥王星は小惑星と認識されていますが、占星術の象徴では、冥王星は重要な天体なので、太陽系の惑星として捉えております。
傲慢にならず、自分の信念を貫くこと。
今週は、そう意識しやすい人たちが蔓延しやすいことがホロスコープから示唆されます。
というのも、7月23日、太陽は蟹座から獅子座へ移動し、「心の掃除」（蟹座）から「不動の信念」（獅子座）のエネルギーが充満することが示唆されます。
ですので、己の目標に向かって情熱の炎を燃やしましょう。
7月26日午後2時5分、水星は獅子座23度26分で逆行の方向に変わります。
ラジオの周波数が変調したように、今週は頭脳がキャッチする波動も微妙に変化します。
7月28日午前5時20分、水瓶座4度45分で満月です。
今回の満月は皆既月食であり、晴天であれば日本でも観測できるでしょう。
サビアン度数は獅子座5度「断崖の端にある岩構造」”Rock formations at the edge of a precipice”と水瓶座5度「先祖会議」”A council of ancestors” です。
満月時期は新月時期と違い、月がくっきりと見えるので「結果」が見える状態です。 どのような「収穫」があったのでしょうか。
今回の満月の場合、不動宮で太陽とノースノード・天王星・火星と月とサウスノードがＴスクエアのアスペクトを形成し、乙女座の金星は山羊座の冥王星とセクスタイルのアスペクトを形成します。
不動宮（牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座）の1度～4度付近に天体やアングルをホロスコープに持っている人はとくに、今週は普段以上に仕事や対人関係において、感情のコントロールの課題が提示されます。
今週も星のエネルギーを上手に活用するにはどうすればいいのでしょうか。
諦めないで、最後まで頑張るのはどうでしょうか。
今回の太陽が獅子座の時期は、不屈の精神を持つことの重要性を見いだします。
今週も心の快活さを取り戻し、再び希望を持ち始めましょう。
【占星術メモ】
7/23 (月): 月（射手座2度～14度）、 獅子座の太陽へ（～8月23日）
7/24（火): 月（射手座14度～26度）、ボイドタイム（21:24～7/25 4:49)
7/25（水): 月（射手座26度～山羊座8度）、金星180海王星（乙女座-魚座 16度09分）、太陽90天王星（獅子座-牡牛座 2度29分）
7/26（木): 月（山羊座8度～20度）、ボイドタイム（4:46～17:40)、水星逆行へ（獅子座 23度26分）(～8月19日）
7/27（金): 月（山羊座20度～水瓶座2度）、 太陽180火星（獅子座-水瓶座 4度09分）
7/28（土): 月（水瓶座2度～13度）、金星120冥王星（乙女座-山羊座 19度38分）
7/29（日): 月（水瓶座13度～25度）、ボイドタイム（22:20～7/30 6:27)