7月20日(金)4時52分、天秤座27度05分で上弦の月です。
【cocoとmicoとchowによる星の会話】
ココ: ちょうど今、月は天秤座の時期(7/18 4:42~7/20 10:13)だよね?
ミコ: そうだね。明日(7/20)午前4時52分、天秤座27度で上弦の月だねー。
チャウ: 太陽と月がスクエア(90度)のアスペクトを形成し、新月とは違って地球から月が見える時期だから、周りの状況が見え、洗練したほうがいいところも見えてくるね。
ココ: そうだね、6月27日から水瓶座で火星逆行スタートした影響もあるけれど、火星の象徴「怒り・行動」のテーマに関して、今回の蟹座の新月(部分日食・7/13)ぐらいから、アンガーマネジメントの重要性を認識し、心の振る舞いを修正(洗練)したほうがいいところも見えてきたよ。
ミコ: 占星術を勉強していると、タイミングに着目しやすく、その概念に慣れると面白い。海の波を上手に活用するサーファーのように、タイミングという波を上手に人生に活用する。
チャウ: コンセプチャル思考で述べると、「行動」と「慎重」という両極の視点のどちらで行くべきなのか、普段慎重だけれども、天王星という惑星の変化により、ある行動を起こす。行動力が高まると慎重さに欠ける傾向があるかもしれない。そして慎重になり過ぎると、行動(変化)しない傾向が高まる。で、占星術の知識を持っていると、波乗りのサーファーのように状況に合わせて「其々の側面」を浮き彫りにする。
ココ: 「其々の側面」は、牡羊座から魚座までの12星座の特徴だよね。天王星が牡牛座に移行したから、牡牛座の特徴を活用しながら「行動・変化」する。
ミコ: ところで、本日は天秤座の月の時期なので、天秤座のテーマについて考えるのはどう?
チャウ: 天秤座といえば、元々7室に関連し、支配星は金星。「鏡」が浮かぶよ。
ココ: 「鏡」と言えば、社会教育者の丸山敏雄の本に印象深い文章があったので紹介してもいい?
“親子、夫婦、交友、隣人、すべてがわが鏡であって、わが心のままに変わって行く。
今日までは、相手の人を直そうとした。鏡に向かって、顔の墨をけすに、ガラスをふこうとしていたので、いっこうに落ちぬ。自分の顔をぬぐえばうよい。
人を改めよう、変えようとする前に、まず自から改め、自分が変わればよい。”
万人幸福の栞/丸山敏雄より
ミコ: そうだね。他者のこういうところかえて欲しいという意識より、その他者と現時点で縁を切ることをしないのであれば、その他者を変えようとせず、自身の視点を変えることがキーポイントだね。